ハーレーの買取相場は?
ハーレーが電気自転車市場に参入?
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ハーレー電動自転車爆誕!
いよいよ、という感じです。ハーレーは2019年頃から、電動自転車市場への参入の可能性を匂わせていました。
そして2020年の11月16日、ハーレーダビッドソンの子会社「シリアル1サイクル」が、全4モデルを公表し、そして予約受付を開始しております。
ハーレーダビッドソンはオートバイの老舗ですが、自転車を作るのは初めて……というわけでもありません。
むしろ、現在に繋がるハーレーの御先祖様の姿は、我が国を代表するオートバイ「ホンダ・カブ号」の大先輩ともいえるものであります。
1903年、日本の元号でいえば明治36年に、アメリカはミルウォーキーで、エンジン付自転車「ハーレーダビッドソン第1号」が誕生しました。
この頃の日本には、まだオートバイという存在は、影も形も存在しておりません。
というわけで、先祖返りというべきハーレーの電動自転車誕生です。
どう展開していくのか、じつに興味が尽きませんね。
全4モデルの詳細
シリアル1サイクルは、2021年の春にまず3モデルの発売を発表しています。
ハーレーの電動自転車はMosh/Cty1モデルと、Rush/Cty3モデルという形に分かれております。
全モデル共通の装備は、前後ディスクブレーキ、カーボンベルトドライブと、フロント・リアのLEDライトです。
電動モーターは、ブローゼ社製の250Wユニットを下部フレームに内蔵。4つのパワーモードが設定されており、必要なアシスト力に応じて、モードを切り替えることが可能です。
他はどう違うのか? ひとつずつ見ていきましょう。
まずはベースモデル「Mosh/Cty」。
これは自動変速機なしで、もっともベーシックなモデルとなるタイプです。
また、収納スペース、積載キャリア、ディスプレイもオミットされています。
最高速度はなんと32km/h。
充電1回につき56~170kmの走行可能距離が確保されております。
次のモデルは「Rush/Cty」。
こちらはRush/Cty基本形態。自動変速機、収納スペース、ディスプレイ付です。
走行可能距離は56~185kmで、最高速度は他と同じく32km/hです。
3つ目は「Rush/Cty Step-Thru」です。
こちらも自動変速機付となっています。すなわちAT自転車。
最高速度は32km/hです。
走行可能距離は充電1回で48~145kmとベースモデルより短くなっておりますが、収納スペースが増加しています。
4つ目は「Rush/Cty Speed」。
Rush/Ctyシリーズの最上級グレードの扱いとなっております。
自動変速機付。その最高速度は、なんと45km/h。整備不良の原付より速そうです。
走行可能距離は充電1回につき40~185kmのようです。
なお、こちらのみ発売は2021年夏を予定されております。
やはり高級車です
ハーレーダビッドソンの自転車ということで、お安くはありません。
発表されている限りでは、その値段は以下の通りとなっております。
Mosh/Cty:
3400米ドル(約35万円)
Rush/Cty:
4499米ドル(約47万円)
Rush/Cty Step-Thru:
4399米ドル(約46万円)
Rush/Cty Speed:
4999米ドル(約52万円)
すこぶる高級車ぶりです。さすがのハーレー、自転車も妥協しません。
日本への輸入予定はなし
そして一番気になるのが、そもそも日本市場への輸入予定があるのか? という事なのですが……残念ながら、今のところ予定ナシです。
それに、例え輸入されたとしても、現在の日本の道路交通法は電動アシスト自転車のアシスト可能最高速を24km/hと定めており、それ以上の速度が出た状態では、アシストが解除されるように設計して販売しなければいけません。
ハーレーの自転車は、ベースモデルのMosh/Ctyでも最高速度が32km/hと、制限速度を大幅に上回っており、日本国内では法改正しない限り、フルパワーを楽しむことができません。
そういえば、かつてハーレーダビッドソンは日本政府にかけあって、大型自動二輪免許を教習所で取得できるようにしてくれましたが、今回も同じようなアクションを取ってくれるのでしょうか。
日本では自転車の事故が増えているので、速度制限を解除しろというのは、なかなか難しそうでありますが、続報に期待したいところですね。
はじめまして!ハーレーマニアのmasatoです!
まだまだ勉強中ですがハーレーの魅力や情報をご紹介します!
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