漆塗りのハーレーダビッドソンが登場

5月 22, 2021 - masato

Comments are off for this post.

木曽漆器の危機

ハーレーはアメリカの魂です。THE U.S.A.です。
では、我らが日本の魂といえば?

木曽漆器です。これこそ大和魂です。

木曽漆器の故郷は長野県塩尻市、木曽平沢地区にあり。
この地にて創造される漆器は「木曽漆器」と親しまれており、美と実用性を兼ね備えた漆器として古来より日本人に親しまれてきました。

しかし、樹脂製のマスプロダクト品が溢れた今の時代、木曽漆器はその最盛期に比べて職人の数も大きく減少してしまい、跡を継ぐ人間もなかなか出てこないという危機に瀕しています。

このままではいけません。
ハーレーダビッドソンもかつて経営の危機に見舞われ、そして復活しました。
どんなに苦難に陥っても、諦めなければ必ず光明が見える。
今度は木曽漆器が復活する番なのです。

ハーレーとコラボ

木曽漆器の職人達は考えました。木曽漆器の人気を盛り返し、この伝統を後世へ伝えていくには、まず全国へのPRが必要である、と。
木曽平沢「未空うるし工芸」社長の岩原裕右氏が中心となって立ち上がりました。

そうです。ハーレーと木曽漆器をコラボした一大PR作戦です。
え?「でも、なぜハーレーなのか」ですって?
格好良いからに決まっています。格好良いものが嫌いな人なんていません。
岩原裕右氏が、ハーレー大好きなナイスガイであるという事実も手伝っています。

和洋折衷パンヘッド

ハーレーと木曽漆器のコラボイベントとして、一台のスペシャルハーレーが創られ、そして出来上がりました。
ベース車両は1960年代のパンヘッドです。
ハーレーマニアなら喉から手が出るほど欲しがるこのクラシック車両に、木曽漆器の伝統が加わっています。

燃料タンク、リアフェンダー、ハンドルバーに、シフトレバーへの、艶めかしい漆塗りが施されています。
通常の塗装と違い、硬質でいて柔らかさのある漆塗りは、ずっと見ていたくなる重力であなたを惹きつけるでしょう。
さらに、サドルとハンドルグリップという皮革製品に対しても、新技法を駆使して漆塗り。木曽漆器職人は、昔ながらの方法を用いるばかりではなく、革新を怠らないのです。

こうして完成したスペシャルハーレーは、まるで生き物のような存在感を放っていました。漆塗りは紫外線に弱いので、時間が経つと色合いも変わってきますが、それさえ味わいにしているとのこと。

まさに生き物。創造物に魂を宿す、これぞ東洋の神秘です。

展示情報

このスペシャルハーレーは、主に長野県塩尻市内の各地にて、巡回展示されている模様です。
また、詳しいスケジュールなどについては、塩尻市観光協会公式ウェブサイトのほか、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムでもお知らせされています。
ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

Share this article

masato

はじめまして!ハーレーマニアのmasatoです! まだまだ勉強中ですがハーレーの魅力や情報をご紹介します! Twitter@<a href="https://twitter.com/masato88850739">https://twitter.com/masato88850739</a>