ハーレー初の電動モデルライブワイヤーが登場

3月 19, 2021 - masato

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電動ライブワイヤー日本上陸

ハーレーダビッドソン史上初となる電動オートバイ「ライブワイヤー」が、いよいよ日本にも上陸しました。
いったいどのようなオートバイなのか?
ハーレーの提示する、電動オートバイの世界とは?
詳しく解説します。一緒に見ていきましょう!

これがライブワイヤーです

まず特筆すべきは、その加速力。
アクセルオンからすぐに最大トルクを発揮できる、EVならではの特長ともいえ、ライブワイヤーでは0-100km/hの加速タイムは、およそ3秒。
エンジン車でいえば、リッタースポーツバイクと同等の加速力を発揮します。

EVですので、ブレーキは当然回生ブレーキとなっております。
航続距離はレンジモード使用にて最大235km、通常でも回生の少ない高速道路や自動車専用道などを巡航して152kmと、なかなかの数値を誇ります。
ちょっとした日帰りツーリングならば充電なしで、そこそこ距離の伸びるツーリングでも、途中のSAやPAで充電を行えば問題なくこなせるでしょう。

そんなライブワイヤーの心臓部となるのが「REVELATION」モーターです。
最高出力は75kw(102PS)で、最大トルクが114Nm(11.6kg-m)という数値。なお、トルクエイトレシオに至っては、あのCVOを超えております。
パワーという点においては、まさに最強ハーレーの誕生といえましょう。

ライブワイヤーその特長

ライブワイヤーには、大きく3つの特長があります。
一つ目は、電子制御により細かく設定可能なライディングモード。
基本モード4つ、カスタムモード3つ、合計で7つものライディングモードを搭載しています。

二つ目に、先進の足回り。
コーナリングABSをはじめとして、3段階トラクションコントロール、さらに回生ブレーキで後輪がロックしてしまう事を防止できるドラッグトルクスリップコントロールの電子制御による車体制御システムが満載です。

そしてフロントにショーワ製「SFF-BPフォーク」を採用。ブレーキはφ300mmのダブルディスクを、ブレンボ製ラジアルマウントキャリパーが押さえます。

CHAdeMO規格ソケット搭載

ライブワイヤーは、日本のEV充電規格である「CHAdeMO規格」に対応しています。
ソケット位置はシート下になりますので、荷物を積んだツーリングでは充電時にやや手間がかかるかもしれませんが、これはやむを得ません。
CHAdeMO規格ソケットは、日本仕様だけの特別装備なのですから。

ライブワイヤー本来の充電規格は、単相200Vでの普通充電となっており、このソケットは、エンジン車でいう燃料タンクの位置に設置されおります。

必要な免許について

ライブワイヤーの乗車には大型自動二輪免許(AT限定可)が必要です。
ハーレーの大半は日本の免許区分ですと、大型自動二輪免許が必要になりますので、既にハーレーオーナーの方であれば、新たに免許を取得する必要はないといえるでしょう。

同時に、嬉しい情報がひとつ。
なんとライブワイヤーは車両登録区分では軽二輪の扱いとなり、車検が「不要」です!
これはじつに素晴らしい事ですね。
そして日本の軽二輪が、整備不良によって事故を多発させているという統計データは存在しません。
普通に整備を続けていれば、なんの問題もなくライブワイヤーに乗り続けられる事でしょう。

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masato

はじめまして!ハーレーマニアのmasatoです! まだまだ勉強中ですがハーレーの魅力や情報をご紹介します! Twitter@<a href="https://twitter.com/masato88850739">https://twitter.com/masato88850739</a>