
アメリカで誕生したハーレーダビットソン
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創業歴の長いハーレー・ダビッドソンでは、これまで戦争を経験しながらその時代に合ったモデルを製造してきたという流れがあります。
第二次世界大戦が終戦したことで、それまでの国際情勢が大きく変化をしそれまで国内市場のみで展開してきたバイク業界に一気に国際競争の波が押し寄せました。
中でも大きかったのがイギリスのトライアンフなどの欧州メーカーの台頭で、ハーレー・ダビッドソンもそれまでとは全く違った新型モデルを開発する必要に迫られました。
そんな中1957年に登場したのが「スポーツスター」というモデルで、現在でも「XL」という品番を冠した製品として開発が続けられています。
このスポーツスターというモデルは前述したように、イギリスのバイクメーカーと競争関係になったことからその打開策として生まれたモデルとなっており、搭載されることになった新型エンジンの名称が通称「ショベルヘッド」です。
ショベルヘッド誕生までの経緯を簡単に見ていくと、戦後になって大量に市場に登場してきた欧州車は、車両が小型でありつつ加速性能と走行性に優れたモデルが中心でした。
そうした欧州エンジンを積んだバイクがレースに出るようになったことでそれまでのハーレーの地位が危うくなり、そこで新たな「レースに勝てるエンジン」開発をしていくことになったのです。
実はショベルヘッド登場以前の1952年にサイドバルブ4カムのKモデルというエンジンが作られたのですが、こちらは評判ほど優れていたわけではなく1955年、1957年と改良を重ねました。
それまではサイドバルブエンジンとして開発してきたところ1957年になって新たな構造としてショベルヘッドというヘッド部分を鉄製にしたものが作られました。
これが結果的に成功となり、のちにスポーツスターというハーレーを代表する名車を象徴する歴史的エンジンとして名を残すことになったのです。
鉄でヘッド部分を作られたショベルスポーツということで、1966年からのビッグツインに搭載されたモデルは通称「アイアンスポーツ」と言われるようになります。
「アイアンスポーツ」は現在でもクラシックバイクとしてよく見かけるモデルで、小さめの車体ながら非常に強いパワーがあるということで「じゃじゃ馬」と表現されることもあります。
ショベルスポーツスターが今もなお人気の高いモデルとされている理由のもう一つが高いカスタマイズ製で、外観部分をそれほど手間をかけなくても簡単に変更できるということで、カスタムハーレーでは定番バイクとして登場しています。
現在では正式なハーレーの製造ラインナップからは外れてしまっていますが、その走行性能は現在の交通事情でも全く困ることのない快適性を備えています。
はじめまして!ハーレーマニアのmasatoです!
まだまだ勉強中ですがハーレーの魅力や情報をご紹介します!
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