エンジンオイルの交換
スピードメーターが動かなくなったら
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スピードメーターが止まってしまったら
快適なツーリング日和、轟くハーレーのエンジン音。
気持ちよくてついアクセルを開けてしまい、おっと速度違反だと慌てて減速。
ふと、スピードメーターに目を移してみると表示は「0km/h」。
「はて、物理法則の機能しない異世界へ迷い込んでしまったかな」
などと愉快な想像をしている場合ではありません。
それは、スピードメーターの故障です。
整備不良で捕まってしまう、という心配はそれほどありませんが、今、自分がどのぐらいの速度で走っているのか認識できないのはとても危険です。
すぐに修理しましょう。
診断
スピードメーターが動かない時、焦りは禁物です。
大丈夫です、別にガソリンが漏れているという訳ではありません。
落ち着いたら故障の原因を診断してみましょう。
確認したいのは以下の6点です。
・スピードメーターはアナログ式か、デジタル式か?
・オドメーターまで止まっているのか?
・ヘッドライトは点灯しているのか?
・動かないのはメーターの針だけか?
・スピードメーターに水分が侵入するような状態になっていなかったかどうか?
・ターンシグナルは消えなかったかどうか?
そんなの確認してどうなるのか? もちろん、ディーラーに駆け込む際の報告のためです。
風邪をひいて病院にかかる時だって「とにかく苦しい助けてくれ」では医者も困ります。
はっきりと、どこにどういう症状が出ていて、どのように悪いのか、正しく伝える事が重要です。
さあ修理
壊れたからには修理しなければなりません。
さっそくメーターを開けて、壊れた所を修理! ……できれば素晴らしい所ですが、洗車するのとは違ってメーターは複雑な部品です。無理にバラしてしまって、元に戻せず泣きを見るのも格好悪いです。
そういう時は、やはり、素直にディーラーに修理を頼みましょう。
日頃の安全運転が大切
しかし、スピードメーターすなわち速度計が故障したままハーレーに乗車するのは整備不良、すなわち違反では?
はい、その通りです。
我が国の道路運送車両法上は、以下のように定められています。
(速度計等)
第46条
自動車(最高速度20キロメートル毎時未満の自動車及び被牽引自動車を除く。)には、運転者が容易に走行時における速度を確認でき、かつ、平坦な舗装路面での走行時において、著しい誤差がないものとして、取付位置、精度等に関し告示で定める基準に適合する速度計を運転者の見やすい箇所に備えなければならない
はい。
この「運転者が容易に走行時における速度を確認でき」という点がクセモノです。
例えスピードメーターが備えられていても、それが機能しないと整備不良になってしまうわけですね。
ですから絶対にスピードメーターが故障している状態でハーレーに乗車してはいけません。
そして、主に整備不良で捕まる原因は、ヘッドライトおよび尾灯の球切れ、もしくはウインカーの球切れです。
あるいは速度違反をしておいて「だってメーターが壊れていて!」などと言ってはならない事を言ってしまうパターンです。
しかし、そもそも灯火類の点検はハーレー含めてあらゆる公道走行可能車両に乗る者の義務です。
メーターが壊れていようがいまいが、法定速度を守り、安全な速度で走るのもまた、義務です。
それらを守っていれば、当たり前ですが交通違反とはなりません。
大型二輪の免許を取得できるライダーの皆様は、これらを当然の事として熟知しておられるのも、また疑いのないところです。
そして、壊れたスピードメーターはすぐに修理しなければなりません。
解りましたね?
はい。
お気を付けていってらっしゃいませ。
はじめまして!ハーレーマニアのmasatoです!
まだまだ勉強中ですがハーレーの魅力や情報をご紹介します!
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