ボバーカスタムとは
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ボバーカスタムの特徴、魅力
バイクのカスタマイズ方法の一つとして定番になっているのが「ボバーカスタム」です。
ボバーカスタムという言葉から説明をすると、短く切り落としたフェンダー部分が走行中の振動で揺れている様子を「bobbing」と表現したことから来たという説があります。
しかしもう一つの説として「短く切り落とす」という言葉を「bobb」ということからそれが使われるようになったという話もあるので、あまりこれといったはっきりとしたエピソードがあるというわけではないようです。
ボバーカスタムとは一体どういうカスタマイズ方法なのかということを説明すると、もともとは1930~40年代にアメリカで流行したダートトラックレースで使用されていたバイクをモチーフにしたものです。
当時流行していたダートトラックレースというのは、未舗装の路面で砂埃を巻き上げながら走行するというもので、走行性能を高めるために車両を軽くしてハンドルを短めにしていました。
そこでハーレーにおけるボバーカスタムでは、1930~40年代に多く使用されていたスプリンガーフォークを取り付けることが多くあります。
またリア周りにフラットフェンダーとしてタンデムシートを取り除いた方法もボバーカスタムを象徴する方法です。
シート部分が本革製のスプリングがついたタイプになっているのも、かつてダートトラックレースをしていた頃の名残で、シートを含めて動力部分がフレームを表に出してすっきりとした形状になるのが大きな特徴と言えます。
もう一つボバーカスタムの特徴としてビンテージタイヤを使用するということもあります。
ハンドル部分にストレートもしくはアタックバーを使用するという二種類の方法があるので、そのあたりは好みに応じてカスタマイズをしていくことになります。
ボバーカスタム最大の魅力はレトロな外観にしていくということです。
これは機能性や走行性能を高めるために行うというよりもむしろルックスを自分好みにしていくというところに大きな意味があります。
ボバーカスタムで使用される特殊なパーツ
もう少し詳しくボバーカスタムで使われるパーツについて説明をしていくと、まず「スプリンガーフォーク」というのは文字通りスプリングを使ったフォークということになります。
現在フロントタイヤに使用されているフォークの多くはサスペンションを内蔵したものですが、スプリンガーフォークではフォークの上部にスプリングが設置されるという方式をとっています。
ボバーカスタムにするときの難易度が最も高いのがこのスプリンガーフォークで、DIYで交換をするのはかなり慣れていても難しいと思った方がよいでしょう。
フラットフェンダーというのはタイヤ円周のギリギリに設置されているフェンダーのことで、リアタイヤの後ろ半分がすっきりむき出しになる形になります。
はじめまして!ハーレーマニアのmasatoです!
まだまだ勉強中ですがハーレーの魅力や情報をご紹介します!
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