トライクの魅力

2月 22, 2019 - masato

Comments are off for this post.

見た目も仕様も特徴的なトライク

「トライク」というのは三輪モデルのバイクのことです。
日本においてもヤマハから三輪スクーターが登場したことでにわかに注目を集めましたが、ハーレーファミリーでも2014年より日本で販売されるようになっています。

なおこのトライクは二輪免許を取得する必要がなく、普通自動車免許(AT限定を除く)を所持していれば運転が可能です。

自動車免許で運転可能というあたりで、果たしてこのトライクはバイクなのか?という疑問がありますが、実際に乗ってみるとバイクのようでまたそれとは違った楽しみがあります。

ちなみにトライク車両の原型となっていたのは後部座席に大型の荷台を設置していた商業用の車両で、ハーレーが最初に作ったとされています。
当時は後部の荷台にアイスクリームのケースを積載して移動販売をしていたり、警察のパトロールカーとして使用したりといったところで多く見かけられていました。

一見トライクはバイクのあとにその亜流として発生したもののように思えますが、実際には自動二輪車という乗り物が完成する以前に存在していた「トライシクル」という自転車をもとにしたものです。

トライシクルは三輪の自転車のことを言い現在でも東南アジア方面では比較的多く使用されている乗り物です。
現在では自転車だけでなく動力を積載したものや、通常の二輪バイクにサイドカーをつけたものまで「トライシクル」と呼ばれることがありますが、ハーレーによって販売されているモデルについては「トライク」という名称が使用されています。

トライクに乗った感想としては、バイク同様に外気を感じながら走行をすることができる反面でコーナリングで体重移動が必要とされず基本的にハンドルによる操作をしていくことになります。
そのあたりが自動車に近い乗車感ですが、車体の重みもあってハンドルを曲げるというよりも曲がりたい方向に力を入れて押し込むという感じになります。

ハーレーで発売されているトライクの主なモデル

ハーレーでは2014年の導入当初はトライク版ウルトラとして「FLHTCUTGトライグライドウルトラ」というモデルをメインとしていました。

しかしその後にモデルを増やし、2017年からは新型ビッグツインエンジンであるミルウォーキーエイト107を積載した「FLRTフリーウィラー」というモデルが新たにラインナップに加えられています。

三輪であるということと大排気量のエンジンが搭載されていることで当然車両重量は通常の二輪車と比較してかなり重く、かなり取り回しをするときにコツが必要になります。
そこでより便利に使用ができるように、バイクには搭載されていない「電動リバースシステム」というバック機能がつけられているという特徴があります。

Share this article

masato

はじめまして!ハーレーマニアのmasatoです! まだまだ勉強中ですがハーレーの魅力や情報をご紹介します! Twitter@<a href="https://twitter.com/masato88850739">https://twitter.com/masato88850739</a>