ハーレーダビッドソンジャパンが提携している整備専門学校について

9月 29, 2019 - masato

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学校の概要、魅力、カリキュラム内容

ハーレー・ダビッドソンは日本国内で大変人気があります。
ですがハーレーに限らずこれからユーザーになろうという人にとって非常に気になるのが、故障などが起こったときにきちんと対応してもらえるかどうかということです。

国産メーカー車であれば一般的に営業している修理工場ならどこでも対応が可能なのですが、輸入車の場合にはパーツが手に入りにくかったり、特別な設定が必要であったりします。
無理に修理をすることで起こる別の故障の危険もあることから、修理をするための人材を育成する必要があります。

そこでハーレーダビッドソンジャパンでは、全国に4ヶ所ある整備専門学校と提携をして2018年4月から専門に学習をすることができる体制を整えました。
専門学校では実際にハーレーの車体を用いた実技講習を行うとともに、卒業後にはハーレーの正規ディーラーでサービススタッフとして就職を紹介してもらえるようになっています。

全国4つの専門学校は、宮城県仙台市にある「角川学園 花壇自動車大学校」、愛知県丹羽郡大口町にある「名鉄学園 名鉄自動車専門学校」、大阪府大阪市にある「岡崎学園 大阪自動車整備専門学校」、福岡県北九州市の「ぜんりょう学園 専門学校北九州自動車大学校」です。

これらの学校では2018年4月からの入学生を募集しており、それぞれの学校が共同でカリキュラムを履行するという体制をしています。

これまでも2009年より東京工科自動車大学校品川校が日本で唯一のハーレー・ダビッドソン専科として運営されてきましたが、新たに4校が増えたことにより東京だけでなく大阪や福岡など全国主要都市で入学ができるようになりました。

ハーレー・ダビッドソン独自のメカニック制度

ハーレー・ダビッドソンジャパンの正規ディーラーでは専門の知識と技能を備えた人材をサービススタッフとして置いています。
このサービススタッフには独自のランク制度が設けられており、このランクを取得することにより日本だけでなく全世界のハーレーのお店で同じ技能として使用することが可能となります。

ランク制度は5段階で設定されており、「サービススタッフ」「サービスメカニック」「サービスメカニックエキスパート」「マスターサービスメカニック」「マスターオブテクノロジー」です。

このうち「マスターオブテクノロジー」はハーレー整備の最高位で、すべての事例に対応できるとともに長年の実績が人間的要素も含めて認められた人だけが取得できるようになっています。

ハーレーダビッドソンジャパン提携校でハーレーダビッドソン専科卒業生の場合、新規にメカニック登録をしてから最短12ヶ月の経験により「マスターオブテクノロジー」取得が可能になります。
専科以外のスタッフでは最短でも5年がかかります。

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masato

はじめまして!ハーレーマニアのmasatoです! まだまだ勉強中ですがハーレーの魅力や情報をご紹介します! Twitter@<a href="https://twitter.com/masato88850739">https://twitter.com/masato88850739</a>