V型2気筒エンジン「V-TWIN」を開発

12月 18, 2015 - master

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知名度を上げるきっかけに

ミルウォーキーで産声をあげたハーレーダビットソンは最初から現在のような人気のあるバイクメーカーだったとは言えません。
当時はライバルメーカーも存在していたことから、順風満帆な経営とはいきません。
そこでライバルメーカーに負けない、パワフルなエンジンを開発することに着目し、現在でもハーレーの代名詞になっているV-TWINが誕生することになりました。
今回はV型2気筒エンジン「V-TWIN」を開発するまでの経緯をご紹介します。

参考:第1章 ハーレーダビッドソンの誕生【1903年~1929年】

苦労の末市販化されたエンジン

ハーレーダビットソンが初めて開発したバイクのエンジンは単気筒エンジンでした。
排気量は400cc程度だったので、とてもパワフルなバイクとは言えませんでした。
当時のアメリカは現在のようにキレイに舗装整備された道路ではなく、悪路が多かったためパワフルなバイクが求められる傾向がったことから早くパワーのあるエンジンが急がれていました。

実は、ハーレーダビットソンが会社設立をした当時は既に単気筒エンジンよりもパワーがあるV-TWINエンジンの開発がスタートしていました。
しかし、単気筒エンジンよりも作りが複雑であったことからなかなか製品化して市場に出すことが難しかったそうです。

ちなみに、初めてアメリカでV型2気筒エンジンの開発に成功して発売させたのはインディアンです。
ハーレーダビットソンが会社を設立する前年には既に市場に発表していた実績があります。
当時はハーレーよりもインディアンの人気が高く、ハーレーがV型2気筒エンジンを開発することになったのはインディアンの製品に触発された影響が強いと言われています。

苦労を重ねて改良を繰り返すことで、ようやく1909年にはV-TWINエンジンを搭載しているモデル5Dというエンジンが完成して量産化されることになりました。
排気量は810ccになり7.2馬力にもなったことから、従来製品よりも更に高品質な製品へと成長を遂げました。
この頃には駆動方式がチェーンドライブに変わりつつありましたが、ハーレーはベルトドライブを貫くことで独自の品質を保つ結果に繋がりました。

更にパワーアップしたエンジンへ

1911年に誕生したモデル7Eについては、総排気量が1000ccになり大幅なパワーアップを遂げました。
7Eには吸気カムが装備されており、バルブ作動を安定させるという効果を発揮したため、走行性能も大幅に良くなりました。
ハーレーの知名度も徐々にアップしていき、ハーレー製品を求めるお客さんの数も増えてきました。

高品質なバイクであることを証明するために、様々なバイクレースに参加してハーレーの素晴らしさを認識してもらうことに成功しました。
様々なレースで好成績を得ることができたため、自分もハーレーに乗ってみたいと多くの方がハーレー製品を買い求めたため、公道を走行するお客さんも急増しました。

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