ミッションオイルの交換

10月 26, 2016 - masato

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車種によって異なる

ハーレーのビッグツインに採用されているトランスミッションには様々なギアが存在しており、効率よく大きな車体のハーレーを動かすために活躍しています。
それぞれのギアが効率良く動くためにも、摩耗を防ぐ役割を果たすミッションオイルが必要不可欠です。
あまり多くの頻度を必要としませんが、定期的にはミッションオイルの交換を行う必要があるため、あらかじめ確認しておく必要があります。

ビッグツインはエンジンとトランスミッション、プライマリーがそれぞれ別の部品として稼働するため、異なるオイルを使用しなければいけません。
しかし、スポーツスターに関してはトランスミッションとプライマリーが同一の部品になっているため、スポーツ・トランスフルードと呼ばれているオイルとエンジンオイルの2種類だけ使用することになります。
車種によって異なるものですが、ミッションオイルもスポーツトランスフルードも交換頻度は同じくらいで考えてください。

ミッションオイルの交換時期

エンジンオイルの場合は何千キロ走行毎または何ヶ月毎に交換と言われていますが、ミッションオイルに関してはそこまで頻繁に交換を行う必要がありません。
トランスミッションはエンジンのように高温になる部分ではないため、エンジンオイルよりも劣化しにくいとされています。
2回目のエンジンオイルの交換をするタイミングに合わせてミッションオイルを交換するようにしておくと覚えやすいです。
ただし、スポーツスターのスポーツトランスフルードに関しては、シフトチェンジの頻度が多いとか市街地での走行が圧倒的に多いという場合にはエンジンオイルの交換に合わせて取り替えるようにすると良いでしょう。

ミッションオイルの交換方法

ビッグツインのミッションオイルを交換する場合には、ミッションケースの下の方にあるプラグを緩めることでオイルが抜けるようになっています。
古いオイルが飛ばないように配慮しながら確実に廃油受けに入るようにしてください。

抜け出た廃油をじっくり観察してみると、鉄粉のような異物が見つかる場合があります。
これはエンジンが何らかの異常をきたしている可能性もあるため、エンジンの点検も行うようにしてください。
Oリングを確実に取り付けて、オイルが漏れでてこないようにスレッドシーラントを施しておきます。

新しいミッションオイルを注入する際にはこぼれてしまうことがないように落ち着いてゆっくりと入れるようにしてください。
規定量まできちんと入っているかを確認するために、ハーレーの車体をジャッキで上げて真っ直ぐな状態にしてからオイルの量をチェックしてください。
きちんと規定量まで入ったことを確認できたら、ミッションオイルの交換は無事に完了になります。

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masato

はじめまして!ハーレーマニアのmasatoです! まだまだ勉強中ですがハーレーの魅力や情報をご紹介します! Twitter@<a href="https://twitter.com/masato88850739">https://twitter.com/masato88850739</a>