プライマリーチェーンの調整

9月 27, 2016 - master

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ハーレー独特の大事な部品

動力をクラッチからトランスミッションに伝えるために役立つのがプライマリーチェーンという部品ですが、走行距離が長くなるほど次第に伸びてしまう可能性があるため、その場合にはメンテナンスを実施しなければいけません。
プライマリーチェーンがおかしいなと感じられる場合には、悪路というわけでもないのにガクガクする動きを感じるようになります。
この時点で気づいてすぐに修理をしていれば、チェーンやスプロケットを摩耗させずに済みますが、摩耗が激しくなるとチェーンがケース内を傷だらけにするほど傷んでしまう可能性があります。

プライマリーチェーンは適度な「遊び」が存在していなければいけませんが、異常な状態になると「遊び」がない状態になるためしっかり調整しなければいけません。
車種によって「遊び」の状態が異なるため、あらかじめ確認しておくことが大切です。
調整時期の目安としては、1年に1回または8千キロ毎に1回には調整をするのが良いとされています。

プライマリーチェーンの調整方法

プライマリーチェーンの調整を行う場合には、まずバッテリーのマイナス側の端子を外すようにしてください。
場合によってはセルが始動してしまい、作業中に怪我を負うリスクが高くなることから、面倒かもしれませんがバッテリーのマイナス側の端子はきちんと外すようにしてください。

もうひとつ、前後のシリンダーにあるプラグも外しておきます。
これはリアタイヤを回転させて最もチェーンがピンと張っている部分でプライマリーチェーンを調整しなければいけないからです。
プライマリーチェーンを回して調整しなければならないため、クランクシャフトも一緒に回ってしまいます。
クランクシャフトが回ることでピストンが動いてしまうため、プラグが入ったままの状態では圧が抜けなくてきちんとプライマリーチェーンを回せなくなるからです。

リアタイヤをジャッキで上げて、ギヤを入れてリアタイヤを回します。
この時にプライマリーチェーンが一番張っている部分で調整するため、張りが強い部分を探すのがポイントになります。
ゲージを使って「遊び」がどのくらいあるのかを確認することになりますが、一人では上手に計測することは難しいかもしれないのでどなたかと一緒に計測すると良いでしょう。

調整する際にはテンショナーという部分を上下に動かすと良いのですが、遊びが少ないなという場合にはテンショナーを下に動かして、遊びが多いなという場合にはテンショナーを上に動かすことになります。
微調整が必要になるので、落ち着いて適正値になるようにしてください。
ここまでの流れが終われば、後は元通りに部品を取り付けてプライマリーチェーンの調整は完了します。

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