ハーレーのトランスミッション

6月 25, 2016 - master

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条件に合わせてトルクや回転数を変える

バイクを動かす動力はエンジンからプライマリーとクラッチという流れで伝わってきます。
クラッチから動力が伝えられるのがトランスミッションで、大きさが異なるギアによって回転数を調整する変速機のことをいいます。
ハーレーにはエンジンとトランスミッションがそれぞれ別になっているものと、ケース一体になっているものが存在しています。

トランスミッションにあるギアは複数の大きさが存在しており、それぞれのかみ合わせによって回転数を調整できます。
例えば最も大きなギアについてはロー・ギア、最も小さなギアについてはトップ・ギアになります。
大きな車体のハーレーを発進させる時など大きな力を得たい場合には力強く回転させる大きなロー・ギアを使うことで、大きなトルクを発生させることができるようになります。
発進後にスピードが上がっていくのにつれてトルクよりパワーを出さなければいけない状況になるため、高速回転できる小さなトップ・ギアに変えていきます。

ロー・ギアからトップ・ギアに変えるまでには車種によって段階が異なり、4速から6速が存在しています。
現在発売されている車種については6速が多く、その前は5速や4速が多かったそうです。
時代の流れと共にトランスミッションの性能もアップして、パワフルな走行が可能になったということです。

トランスミッションの構造

動力がトランスミッションに伝わると、トランスミッションにあるメインシャフトからフロントスプロケットという部品に伝えられてドライブベルト、更にリアスプロケットからルアホイール、リアタイヤという流れで伝えられることになります。
この中で日本メーカーにより開発されたバイクと構造が異なっているのはドライブベルトの存在です。
日本メーカーの製品はドライブベルトではなく、ドライブチェーンが採用されているという違いがあります。
ドライブチェーンはオイルを補給しなければいけないとか音がうるさいなどのデメリットがあり、ドライブベルトはオイル補給や音が静かという真逆のメリットがあるのです。

ドライブベルトは利点が多いと思われがちですが、確実にメンテナンスが不要というものではありません。
老朽化に伴い突然切れてしまう危険性もありますし、走行している最中に石はねをしてたまたまベルトに挟まってしまったことが原因でベルトが切れることもあります。
これらの問題は可能性として考えられるものですが、確実に可能性はゼロとは言い切れない面があるため、万が一の時を考えて定期的に確認をするようにしてください。
目視で明らかに劣化している状況であれば早めに交換をして安全に走行できるようにメンテナンスを実施してください。

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