ハーレーのブレーキ

7月 25, 2016 - master

Comments are off for this post.

安全に停車させるために必要な部分

パワフルな走行を実現させるハーレーですが、とっさの時に急停車するような事態になった場合には安全に停車できるブレーキでなければいけません。
ハーレーのブレーキはドラムブレーキとディスクブレーキの2種類で構成されています。
それぞれの違いを確認してカスタムをする際には参考にしてください。

ドラムブレーキについて

バイクの車輪はタイヤとホイールで構成されていますが、同時に回っているドラムという部分の内側にはブレーキシューという部分が存在しています。
ブレーキシューにはライニングという摩擦材が貼られており、ブレーキをかけることでブレーキシューがドラムの内側に押し付けられて摩擦が生じることでスピードを落として停車できるという仕組みをドラムブレーキといいます。
とても簡単な構造のため、ブレーキシステムとしてはコストがかからないメリットがある反面で、熱が内側にこもってしまうため短時間で何度もブレーキをかけているとブレーキがかかりにくくなるという現象が見られるようになります。

ハーレーの場合は車体が大型であることから制動性があまり良くないとされているため現在では純正で導入されていません。
ただし、重量が軽くなるとかコストがかからないというメリットと、昔はハーレーにもドラムブレーキが採用されていたという背景から旧車カスタムをしたいというオーナーはドラムブレーキへ変更する事例もあります。

ディスクブレーキについて

現在発売されているハーレーはディスクブレーキになっています。
ディスクブレーキとは車輪と一緒に回転しているディスクローターという部分をブレーキパッドで挟み込むようにして摩擦を生じさせてスピードを落として停車させるものです。
ドラムブレーキと異なり、ブレーキパッドが外側に露出した状態になっているため、熱が放出されやすくてブレーキ性能が落ちにくいというメリットがあります。
特に高速で走行している際の制動性については、ディスクブレーキの方が圧倒的に有利だと言われています。

もう一つのメリットとしてあげられるのが、メンテナンスがとても楽になったという点です。
ドラムブレーキの場合はブレーキシューがタイヤの内側に存在しているため、わざわざタイヤを取り外してからブレーキシューを交換するという作業工程が必要になります。
ディスクブレーキの場合はブレーキパッドが外側についているため、目視でブレーキパッドの減り具合を確認して必要があればすぐに交換することができます。

ハーレーにディスクブレーキが採用されるようになったのは1970年代のことですが、当初はフロントだけディスクブレーキでリアはドラムブレーキでした。
その後リアもディスクブレーキ化されて改良を重ねながら現在に至っています。

Share this article

master